小さな円形のビーズのドイリーマットのキット・KT236-1MATの補足 – 編む時の注意点

「ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編んでいると、どうしても波打ったような形になってしまうので、どうしたらいいでしょうか。」という質問がちょくちょくあります。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツなどにまとめていますので、参考にして下さい。」と、お答えしていますが、最近販売開始した、ビーズのドイリーのキットKT236-1MATについて、少し補足が必要だと思いました。小さな円形のビーズのドイリーマットのキット・KT236-1MAT

このドイリーは、他の円形のドイリーに比べると編み目が大きく、形が崩れにくい方ですが、思ったより糸を引きすぎてしまいがちです。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その3に書いてあるように、前の段の頂点ではない所に、ビーズが入る作業が多いからです。
それに加えて、他に比べて編み目が比較的大きいことから、その段の作業時には編み目の形が整いにくく、糸を引きすぎていても気づきにくいからなのです。

そのため、各段の途中で、時々机の上に置いて、平らになっているかどうか確認して作業してもいいのですが、このKT236-1MATについては、机の上に置いたまま作業した方が、糸の引きすぎを起こしにくく、形が整いやすいです。
KT236-1MAT補足1・机の上に置く

写真のように机の上に直接置きます。
必要なビーズを針に通して、目的の位置に針を刺したら、作業している付近のビーズを手で押さえておいて、静かに針を引っ張ります。
六角形のビーズの箱のキット・KT339-1BOXの補足 – 厚紙を使う理由と同じで、机が大きな厚紙の代わりをしていて、ドイリーがよじれたりせず、平らな形を作りやすくなります。

この作業を、小さい状態の時から行うといいと思います。
慣れてくると、作業と同時に波打っているかどうかの確認もできるので、やり直しの作業が発生しにくくなって、こちらの方が作業しやすくなってきます。

KT236-1MATは、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しています。

新作キット・小さな円形のビーズのドイリーマットキット・KT236-1MATの紹介

小さな円形のビーズのドイリーマット・236-1MAT

新作キット・小さな円形のビーズのドイリーマット・KT236-1MATが出来ました。(サイズ:直径8.3cm ・全6色)

ネッティングを使った小さなビーズのドイリー(ビーズのマット)です。
このまま机の上に置いて飾ったり、小さな額に入れて飾ったりできます。
ガラスの器などを置いて、コースターのように使ってもいいと思います。

模様の入れ方は全て同じですが、色の組み合わせ方に変化を持たせているので、一見すると違う模様に見えるのが面白い点です。

きれいに作るためには、糸のしまり具合を確かめながらきっちりと作る必要があります。
編む時のコツを、ブログの以下のページに、まとめましたので、製作の際のヒントにしてください。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その2
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その3
ビーズのドイリー(ビーズで編むマット)の段の完成後、同じ段に再度糸を通す理由
オフルーム(ビーズステッチ)で使う糸の色の選択で迷いませんか

他の小さい作品(KT105-2MATやKT105-4MAT) に比べると、編み目にすき間があってビーズの収まりがよいため、波打ったような形になりにくいです。
そのため、糸を引きすぎないことに注意すれば、時間もそれほどかからず、作りやすいと思います。

KT236-1MATは、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しています。

スクエアドイリーキット(ビーズの壁飾り)の補足 – 編む時の注意点

スクエアドイリーキット(ビーズの壁飾り)・KT240-1MATを作る際の、注意点について補足です。
キットの説明書と併せて、作る際の参考にして下さい。

ドイリーの中央にある円形のモチーフの中心部分は、最初にプレイテッドヘリンボーンステッチの円形の技法で、下写真の形の物を編みます。

外側の列が常に2個のビーズのパターンのため、通常の円形のパターンに比べて、外側の列のビーズは、やや収まりが悪いです。
きつく糸を引いて編んでしまうと、全体が小さく出来上がってしまい、余計にビーズの収まりが悪くなるので、まずは糸を引きすぎないことに注意します。

それから、外側の列の2個のビーズを拾って編んだ時に、最初に拾ったビーズを針で外側へ引っ張って突き出すようにして、後で拾ったビーズが内側から3列目のビーズにぴったりくっつくような状態にすると、形がきれいになります。

外側の列のビーズが2個とも、内側から3列目のビーズから離れたような感じに並ぶと、この後の作業でのビーズの収まり方がさらに悪くなります。ここの所を、きちんと作っておくと、後の作業もしやすくなります。

この後、ペヨーテステッチで編んでいきますが、今度はビーズの収まりは良いのですが、糸をギュッと引いてしまうと、お椀のような形になりやすいです。
きれいにビーズが収まるように編むと、出来上がりが柔らかすぎて頼りなく感じるかもしれません。
その場合は、出来上がった後、柔らかすぎると思う段にもう一度糸を通してから糸始末してください。糸がたくさん通っている分だけ、糸をきつく引かなくてもしっかりとした仕上がりになります。

後、周りにある四角いモチーフは、編み終わりの段になるにつれて、特に角の部分のビーズが入りにくくなります。
編み始めから柔らかく作っていても、入りにくいので、糸を引きすぎないように注意して編んでください。

KT240-1MATは、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しています。

新作のスクエアドイリーキット(ビーズの壁飾り)の紹介

新作のドイリーのキットKT240-1MATが出来ました。(サイズ:9.3cm x 9.3cm・全3色)

スクエアのモチーフと円形のモチーフを組み合わせて作る、少し変わったデザインのスクエアドイリーキット(ビーズの壁飾り)です。
カラフルで明るい配色なので、壁に飾ると、とてもいい感じです。

対角線で切っても対称な形になるように正方形の形を作るのには工夫が必要で、今回はビーズのサイズの変化と入れ方で工夫しています。

主にペヨーテステッチを使いますが、中央部にプレイテッドヘリンボーンステッチを使った円形のモチーフを使うことで、決まった数の山のある円形ができ、外側の四角い枠とつなぎやすい形を作ることが出来ます。

きつく編むと形が変形したり、サイズが合わなくなってしまいます。糸を引きすぎないように作ってください。

ドイリーを編む時のコツを、ブログの以下のページにまとめましたので、製作の際のヒントにしてください。
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ
スクエアドイリーキット(ビーズの壁飾り)の補足 – 編む時の注意点

KT240-1MATは、ビーズアクセサリーLobeliaで販売しています。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(8)- ベース

葉や枝、花が出来たら、今度はコサージュとしてまとめる作業に入りますが、その前にベースを作る必要があります。

花が1個と枝が2本のように、小さいコサージュであれば、花の後ろで枝を縫い付けてしまいます。

しかし、パーツの数が多い場合は、写真のように、ベースに縫い付けるという方法で仕上げた方がよいです。

このベース部分もビーズで作ります。KT105-2MATやKT105-4MATなどのネッティングのマットの作り方を参考に、コサージュのデザインに応じて、円形又は楕円形の小さ目の物を作ります。使うビーズはコサージュのサイズによって、丸小にしたり特小にしたりします。

楕円形のベースは、円形のベースの変形です。
下の図の例のように、途中から横長になるように部分的にビーズを入れます。
1段このように編むだけでも楕円形の形状になりますので、後は好みで何段か編んでみて下さい。
また、山型の形も左右非対称の形にすると、より楕円形らしくなります。

ベースの部分をビーズで作る良さは次の通りです。

  • ネット状のベースのため、花や枝などのパーツ、ブローチ金具などが取り付けやすい。
  • 花や枝のすき間からベースが見えても、同じ素材なので問題ない。
  • 大きさや形が自由にできる。

ビーズで作る花のコサージュの作り方のヒント(9)- 組み立て