新作キット(花模様の六角形のビーズのドイリー・KT237-1)の紹介

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

新しいキットの紹介です。新春らしさも感じる華やかな花模様のドイリー(ビーズのマット)です。
花模様の六角形のビーズのドイリーのキット

ペヨーテステッチを使って作る、六角形のドイリーで、縦14.5cm、横16cmと大きめです。

絵皿のような仕上がりで、縁取りに入れた小花模様もかわいらしく、明るくて楽しい感じがします。
このままテーブルの上に置いて飾ったり、額に入れて飾ったりしても、存在感があります。
ツルツルした質感のビーズを多用したため、見る角度によっては、光って見えます。

きれいな六角形になるように、ビーズの入り方を調整していますが、他のドイリーに比べて大きいため、きつく編むと外側が丸まって形が崩れることがありますので、糸を引きすぎないようにして作る必要があります。

特に段数が増えるにつれて、型崩れが起きやすくなりますが、ずっと手に持って作業していると気づきませんので、時々机の上に置いて、平らに出来上がっているかどうか確認しながら作ってください。
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1」なども、製作の際のヒントにしてください。

KT237-1のキットは、こちらのページで販売しています。

新作キット(ビーズのミニコサージュのドイリー・KT305-1MAT)の紹介

ビーズのミニコサージュのドイリーのキット・KT305-1・全色ミニコサージュの付いた小さなドイリー(ビーズのマット)のキットです。
3個のミニコサージュのカラーが同一色のタイプと、ミニコサージュのそれぞれのカラーが異なる3色のタイプがあります。
丸い花弁の小花と枝をまとめて、小さなコサージュに仕立ててドイリーに縫い付けているため、立体的な作りになっています。
立体的な作りのミニコサージュのドイリーこのまま机の上に置いて飾っても存在感がありますし、中央に小物を飾ったりしても面白いと思います。
ネッティングとペヨーテステッチの変形を使って作ります。

ミニコサージュを仕上げる作業が意外に難しいため、難易度は高めです。
KT305-1のドイリーに付けるミニコサージュ枝や花を個々にドイリーに縫い付けて仕上げると作業自体はやりやすいのですが、ドイリーが波打ちやすくなります。
コサージュの形に仕上げてから縫い付けると、ドイリーへの縫い付けの作業が最小限で済みますので、きれいに仕上がります。

KT305-1のキットは、こちらのページで販売しています。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 -(2)ディスプレイ用のボードを自作する

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を自作ボードに飾る

前回は、ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使う方法を説明しましたが、今回は自分でディスプレイ用のボードを作ることについて説明します。

自分で作ると、大きさや厚み、色合いが自分の好みにできるのがとてもいい点です。最初は、小さいサイズを飾るための物を作ってみるといいと思います。

いろいろやり方はあると思いますが、スチレンボードを使って作る、比較的簡単にできる方法を紹介します。

スチレンボードは発砲スチロールの板で、両面に上質紙が貼ってあります。カッターで簡単に切ることができ、上質紙が貼ってあるので、接着も簡単に出来て便利です。
文具店や画材店、模型材料店などで売っていますし、ネットでも検索するとたくさんのお店が出てきます。
いろいろな厚さがありますが、5mm厚さの物が便利です。
(よく似た名前の物でスチレンペーパーというのがありますが、スチレンペーパーは両面に上質紙が貼っていません。)

(1)必要な大きさより少し大きめのスチレンボードを2枚用意します。1枚のスチレンボードに穴を開けます。この穴に出来上がったボードを壁に吊るための平ひもを通します。
重さがあまりないので、平ひもは額専用の物でなくてもよく、私は6mm幅のリボンを使っています。
1.スチレンボードに穴をあける

(2)もう1枚のスチレンボードを接着します。
接着後に、きちんとしたサイズに切ると、きれいな形になります。
2.スチレンボードを接着する

(3)表からベースカラーとなる用紙を貼ります。裏側は全部覆わなくてもいいです。
この用紙は、和紙でもペーパークラフト用の用紙でもいいので、好みや作業性の良さで選択して下さい。
最近は、いろいろな用紙が手に入りやすくなっています。
3.ベースカラーの用紙を貼る

(4)その上に、ビーズのドイリーの色に合わせた背景用の用紙を貼ります。
この用紙は、きちんとしたサイズに切って、糊がはみ出さないように、きれいに貼らないといけないので、意外と神経を使います。4.ビーズのドイリー(ビーズのマット)の背景用紙を貼る

(5)ビーズのドイリーをボードに固定します。
固定の仕方は、ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使うを参照してください。
5.ビーズのドイリーを固定する

紙をうまく貼ることができれば、八角形のディスプレイボードを作るのも面白いかもしれません。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)のキットはこちらで販売しています。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (1)既成の額を使う

ビーズのドイリー(ビーズのマット)を飾る方法について質問があったので、手順を書いてみます。今回は、既成の額を使う場合です。額に入れたビーズのドイリー(ビーズのマット)・KT235-1-MAT

最初に、額の内側に作品を収めるだけの必要な深さがあるかどうかを確認します。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)と額の構造ビーズのドイリーをボードに固定して額に入れるので、ビーズの厚みとボードの厚みを足した分の深さが必要ですが、額の前面にあるガラス板(又はアクリル板)やマット(ここで言うマットは、作品の保護や装飾のための台紙としてのマット)も全部入れて飾りたい場合は、その分だけ額の深さが少なくなるので、入らないことがあります。
ビーズのドイリーを固定するボードに布を貼る場合は、布の厚みががある分、さらに深さが必要です。

次に、ビーズのドイリーを固定するボードを用意します。
穴を開けたり、糸で固定したりしても折れたり型崩れしたりしない材質の厚手の用紙を使います。
ボードの質感があまり気に入らない場合は、気に入った布や紙を貼ってから飾ります。

布を貼る場合は、1枚を下地として貼り、その上からもう1枚貼ると、厚みがある分、ビーズのドイリーを固定した時の収まり具合もきれいになります。
手芸用ボンドで、ボードの裏側だけにボンドを塗って貼ります。
しわにならないように、布をよく引っ張って貼ります。

ビーズのドイリーを固定・裏から表
それから、目打ちや千枚通しなどで、ボードに表から穴を開けて、ビーズのドイリーを固定していきます。
あまり大きな穴を開けると、ビーズで隠し切れなくなるので、注意が必要です。
ボードの裏側に穴が開きそうな状態になったら、それ以上表から刺すのはやめて、裏側から目打ちを刺して穴を完全に開けると、表側の穴はあまり大きくなりません。

穴は一度に全部の箇所を開けずに、まず中央に1箇所開けて、その場所でドイリーを固定してから、残りの箇所を開けるようにした方が位置がずれません。
ボードの裏からテグス(または糸)の通った針をボードの穴に刺して表に通します。

ビーズのドイリーを固定・表から裏
ビーズのドイリーを固定した箇所の拡大ビーズに直接針を通さず、ビーズとビーズの間の糸を固定するように、ボードの裏側へ、同じ穴を通るように針を通して固定します。
テグスの端は後で結べるように20cmくらいは残しておきます。

ビーズのドイリーの外周に相当する位置に穴を複数個開けます。ビーズのドイリーの大きさによって個数は増減してください。
この穴開けは、一度に全部開けてしまっても大丈夫です。

テグスの通った針を次の穴からボードの表側に出し、ビーズとビーズの間の糸を固定するように、ボードの裏側へ、同じ穴を通るように針を通して固定します。

残りの箇所の穴にも同様の作業を行い、固定ができたら、最初に残していたテグスと結びます。
テグスは結んだままではほどけやすいので接着剤を付けて固めておきます。

ビーズのドイリー(ビーズのマット)の飾り方 – (2)ディスプレイ用のボードを自作する

蝶のモチーフのビーズのドイリーキット(ビーズのマット)の紹介

蝶のモチーフのビーズのドイリー・プレイテッドヘリンボーンステッチ使用

プレイテッドヘリンボーンステッチを使ったオフルームビーズワーク」の本に掲載の蝶のドイリー(マット)キットの販売を開始しましたのでお知らせ致します。

中央の円形のモチーフ部分はネッティングを使用し、蝶のモチーフをプレイテッドヘリンボーンステッチを使って作ります。
縦と横の最大サイズは14.5cmあり、存在感があります。
蝶の羽はカーブしていますが、平面のパターンに工夫することで作ることができます。

通常のキットと異なり、作り方の説明書は添付されていません。(糸は付いています。)

中央の円形の部分は作りやすいのですが、蝶のモチーフが難易度が高いです。
蝶のパーツそれぞれを作るのは、プレイテッドヘリンボーンステッチの平面を使っているため、それほど難しくないのですが、縫い合わせが難しいです。
ビーズワーク教室でも作っていますが、縫い合わせ方によって、羽の角度が変わり、蝶の形が思った通りの形にならないことがある点が難しいみたいです。

蝶のモチーフは、ほとんどが1.5mmサイズのシードビーズで出来ているので、繊細な仕上がりで、ブローチとして使うこともできます。
ブローチに仕立てずに、そのままブラウスやセーターなどに縫い付けると、ビーズ刺繍したような感じにもなります。

tiny_bk01_plaited_photo「プレイテッドヘリンボーンステッチを使ったオフルームビーズワーク」の本や、蝶のモチーフのビーズのドイリーキット(ビーズのマット)・BOKT349-1は、ビーズアクセサリーLobeliaの本と関連商品のページで販売しています。