新しいネックレスのキットを掲載しました。
丸みを帯びた形の花のペンダントが上品な印象です。
ペンダント部分をヘリンボーンステッチとネッティングを使って作ります。比較的作りやすく、サイズも直径2.4cmと使いやすいサイズです。
ラウンドビーズの固定の仕方を工夫してあり、安定感のある作りになっています。
上記の色以外に、ブルーアイリス、オリーブゴールド、イエローがあります。
花モチーフ・ラウンドネックレスキット・KT150-2NEはこちらのページで販売しています。
新しいネックレスのキットを掲載しました。
丸みを帯びた形の花のペンダントが上品な印象です。
ペンダント部分をヘリンボーンステッチとネッティングを使って作ります。比較的作りやすく、サイズも直径2.4cmと使いやすいサイズです。
ラウンドビーズの固定の仕方を工夫してあり、安定感のある作りになっています。
上記の色以外に、ブルーアイリス、オリーブゴールド、イエローがあります。
花モチーフ・ラウンドネックレスキット・KT150-2NEはこちらのページで販売しています。
筒状のスクエアステッチで輪の形になるようにシードビーズで2 段編んだ物の内側にラウンドビーズを固定して出来る、下の写真のようなパーツの、ラウンドビーズの固定の仕方について、よく質問がありますので、説明します。
①スクエアステッチで編んだ物にラウンドビーズを入れ、ラウンドビーズの穴に針を通す。
②ラウンドビーズの穴のすぐ近くにある、2個のビーズの間に通っている糸に針を引っ掛ける。
③ラウンドビーズに針を通して、上方向に抜ける。
④ラウンドビーズの穴のすぐ近くにある、2個のビーズの間に通っている糸に針を引っ掛ける。
⑤ラウンドビーズに針を通して、下方向に抜ける。
図4・図5を参考にして、②~⑤で作業していない方の段と、ラウンドビーズを固定する作業を行う。
この図4・図5の作業をしないと、ラウンドビーズがスクエアステッチの片方の段に側に寄った形で落ち着くので、必ず、両方の段に作業をするようにします。
スクエアステッチに限らず、4角形の筒状のヘリンボーンステッチで編んだ輪の内側に固定する場合も、同じように作業します。
この場合は、ヘリンボーンステッチで編んで出来た輪の内側にある方のシードビーズの所で作業します。
1309の商品番号で完成品として販売している物を、キットとしても販売しますので、お知らせいたします。
ビーズを編んで作った小花と葉っぱをまとめて花束のようにして、ビーズの飾り瓶に飾ってみました。
星形の花と丸い花弁の小花の2種類の花を作ることが出来ます。
茎の部分にはワイヤーを入れてあり、自由に形を整えることができるようにしています。
ちょっとしたスペースに飾っておけるかわいい小物です。
飾り瓶の部分は、KT306-1でキットとして販売している物と同じです。
作る際の注意点等を補足しておきます。
小花は、必要な色のビーズを何色か入れていますが、配色は自由にできます。
あまり特定の色ばかり使うとなくなってしまうので、ビーズの量の範囲で好みの配色で作ってください。
また、小花は2種類あります。大きい方の花(花びらの先がとがっている物)は、外側部分を内側部分よりも薄い色で作ると、仕上がりの感じがいいです。
葉には糸を2色入れています。白糸で作ると、ビーズの色そのままの仕上がりになります。
青い糸で作ると、透明系のビーズでは特に、青みがかった色になります。色合いの変化を出すために、どちらの色の糸も使ってみて下さい。
花もピンクとブルーについては2色の糸が入っていますので、同様に作業してください。
この形の花の場合は、あまり糸を強く引きすぎて作ると、かえって形が崩れてしまいます。適度な強さで編んでください。
また、葉っぱもワイヤーで枝に仕立てるため、強く編みすぎるとワイヤーを入れることが出来なくなりますので、きつく編みすぎないように、また特に葉の根元にも糸が集中しないように作ってください。
ビーズアクセサリーLobeliaで、KT357-1のページで販売しています。
各色10セット限定で販売しています。
糸の引き具合については、教室でもよく話題になりますし、質問でもよくある項目です。
一人で作っていると、どのぐらいの強さで編むのがいいか、迷うことがありませんか。
どの程度というのは、感覚的で伝わりにくいので、どういう点に気を付ければいいのかとか、どのように出来上がればいいのかと考えてみると分かりやすいと思います。
例えば、ネッティング、ヘリンボーン、ダッチスパイラルなどのように、中空の筒状のネックレスを編む場合は、基本的には、筒の形がつぶれない固さに編めていることが必要です。
ただ、どのステッチでも同じ強さで編めばいいかと言うとそうでもなく、ヘリンボーンは、ビーズ同士がつながっている箇所が多く、糸をよく引くと締まりやすいので、あまり強く糸を引かなくても一定の力で編めばうまくいきますが、ネッティングやダッチスパイラルなどは、ビーズ同士がつながっている箇所が少ないため、ヘリンボーンで編む時よりも強めに糸を引かないと、柔らかくなってしまいます。
このように、ステッチの種類と特徴によって、編む強さを変える必要があります。
それから、ネックレスの両端を持って垂らしてみて、長さの変化を確認してみます。
机の上に置いている時に比べて、数センチも長くなってしまうようであれば、引き具合が弱くて柔らかすぎる仕上がりになっているということになります。
その次に、ネックレスの両端をそれぞれ左右の手に持って、図1のどちらかの矢印の方向にネックレスを、ずらしてみます。
うまく編めている場合は、図2のように、どちら側にずらしても、形が滑らかになっています。
うまく編めていない場合は、図3のように、いびつになっている部分があります。これは、図1の状態の時は、「確認箇所」の部分は、直線に近い形の部分にあるので、気付きにくいのですが、図3の位置に来ている場合は、曲線上にあるため、この部分の編み方がきついと、こういう形になります。
これは、ネックレス全体が一定の強さで編めていない場合と、糸継ぎをした部分の糸始末の際に糸を引きすぎている場合のどちらかが原因で起こります。
これらが全部、問題なくできている場合、どのくらいの固さになるまで編む必要があるかが、今度は気になってきます。
1つ編んだ後、その時の糸の引き具合よりも、意識して強く糸を引いて、もう1つ作ってみます。
2個目の状態が、上記の確認事項を試してみても、問題なければ、その糸の引き具合で作っても大丈夫だということになります。
逆に、1個目よりも意識して糸を少し弱めに引いて作ってみて、上記の確認事項が問題なければ、その強さでも大丈夫だということになります。
後は、作る作品の目的に合わせて、この範囲内で糸の強さを変えればいいと思います。
例えば、首への当たりを柔らかくしたい場合は、型崩れしない範囲で、少しだけ糸の引きを弱くして編んでみるとか、きれいな円形のカーブがしっかり出た堅さのあるネックレスにしたいと思ったら、強く糸を引いて編んでみるなどです。
このくらいの糸の引き具合で編むと、どのくらいの仕上がりになるかを手に覚え込ませるように、練習して感覚をつかむようにしましょう。
マットについては、ビーズのマットを編む時のコツ – その1、その2、その3を参考にしてみて下さい。
前回の「スパイラルヘリンボーンの編み目がゆるくなってしまうことの解決法」で書き忘れていました。
KT154-1NEとKT154-2NEもスパイラルヘリンボーンで作ります。
こちらは、スパイラルになっている上に、丸小ビーズと特小ビーズの組み合わせになっているので、さらに注意が必要です。
うまく編めると、きれいならせん状になりますが、ゆるいと、らせんの形がはっきりしない間延びした感じになります。特小ビーズの間にすき間ができて、ゆるんでくることが多いようです。
上へ上へと編んでいくイメージで作ると、出来上がった段の上にビーズを載せるような編み方になってしまい、特小ビーズの間にすき間ができて、きれいならせん状になりません。
特小ビーズを内側に巻き込むようにしながら、固定電話の線のようにクルクル巻きながら進むイメージで作ると、出来上がった段の上に乗せるという編み方にならず、特小ビーズの間を締めるような編み方になります。
出来上がっていく方向に対して、編目の断面は、かなり横を向いているのが分かります。
上記のキットは、ビーズアクセサリーLobeliaのKT154-1NE/KT154-2NEはこちらのページで販売しています。