スーパーデュオビーズ(ツインビーズ)の形のばらつき

スーパーデュオビーズ(またはプレス成型のツインビーズ)は形が整っているとされているビーズですが、いろいろ集めていると、色によって、形にばらつきがあることに気が付きます。

スーパーデュオビーズ(ツインビーズ)の形のばらつき

スーパーデュオビーズ(ツインビーズ)の形のばらつき

上写真の左側の2個はプレシオサ社のプレス成型のツインビーズで、右側の6個のスーパーデュオビーズと違って、全体的になだらかな形をしています。
6個のスーパーデュオビーズの内でも、写真に「標準」と示している形の物が割と多いのかなと感じますが、右端の2個のように細めの物や、左側の太めの物もあり、色によって(作る工場・会社が違うのか?)かなり幅が違っています。

そのため、作る作品によっては少し注意が必要です。
先日掲載した、スーパーデュオビーズ(またはプレス成型のツインビーズ)を使ったキットの編み方についての質問もあったので、補足しておきます。

下のキットは、どちらもスーパーデュオビーズ(またはプレス成型のツインビーズ)とシードビーズが集まって、花のような形の模様が連続している部分がありますが、きれいに作ろうとして、糸を引きすぎてしまっていることがあります。糸を強く引きすぎると、ごわっとした感じになって、かえって型崩れしてしまいます。

ネックレスはしなやかさが必要ですし、ボトルの方も芯が入るので、この部分を編む場合は、糸を強く引く必要はありません。また、1個の編み目を作るのに糸の通る回数が割と多いので、しっかりと仕上がります。
形が崩れない程度に糸を引き、スーパーデュオビーズとシードビーズとの間に、ほんの少しゆとりがある程度に編むと、スーパーデュオビーズの形が少々違っても、ビーズの収まりが良くなります。

花模様のボトルのキット・KT402-1BO

花模様のボトルのキット・KT402-1BO

花模様のネックレスキット・KT242-1NE

花模様のネックレスキット・KT242-1NE

それぞれのキットの販売ページは以下の通りです。
花模様のボトルのキット・KT402-1BO
花模様のネックレスのキット・KT242-1NE

シードビーズで輪の形に編んだパーツにラウンドビーズを固定する方法

筒状のスクエアステッチで2段編んだ輪にラウンドビーズを入れて固定
筒状のスクエアステッチで輪の形になるようにシードビーズで2 段編んだ物の内側にラウンドビーズを固定して出来る、下の写真のようなパーツの、ラウンドビーズの固定の仕方について、よく質問がありますので、説明します。

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①スクエアステッチで編んだ物にラウンドビーズを入れ、ラウンドビーズの穴に針を通す。
ラウンドビーズの固定の仕方:図1

②ラウンドビーズの穴のすぐ近くにある、2個のビーズの間に通っている糸に針を引っ掛ける。
③ラウンドビーズに針を通して、上方向に抜ける。

ラウンドビーズの固定の仕方:図2

④ラウンドビーズの穴のすぐ近くにある、2個のビーズの間に通っている糸に針を引っ掛ける。
⑤ラウンドビーズに針を通して、下方向に抜ける。ラウンドビーズの固定の仕方:図3

図4・図5を参考にして、②~⑤で作業していない方の段と、ラウンドビーズを固定する作業を行う。
ラウンドビーズの固定の仕方:図4・図5

この図4・図5の作業をしないと、ラウンドビーズがスクエアステッチの片方の段に側に寄った形で落ち着くので、必ず、両方の段に作業をするようにします。

スクエアステッチに限らず、4角形の筒状のヘリンボーンステッチで編んだ輪の内側に固定する場合も、同じように作業します。
この場合は、ヘリンボーンステッチで編んで出来た輪の内側にある方のシードビーズの所で作業します。