スパイラルヘリンボーンのキットは、ビーズアクセサリーLobeliaでは、KT152-1NEとKT122-1NEがあります。
これを編んでいて、編み上がりが部分的にゆるくなってしまうようなことはありませんか。
スパイラルヘリンボーンを1段編むのに、KT152-1NEのネックレス部分は2工程、KT122-1NEは3工程の作業があります。
スパイラルヘリンボーンは、2個のビーズを拾った後、隣の列のビーズに上から下方向へ2個分糸を通し、さらに隣の列のビーズに下から上方向へ糸を通します。
最後の工程だけは、2個のビーズを拾った後、隣の列のビーズに上から下方向へ1個分糸を通し、さらに隣の列のビーズに下から上方向へ糸を通します。
上から下方向へ2個分糸を通す部分は、よく締まるので、ゆるみにくいのですが、最後の工程では上から下方向へは1個分しか糸を通さないため、この部分がゆるみやすくなります。
KT122-1NEは3工程の内、上から下方向へ2個分糸を通す箇所が2工程なので、比較的ゆるみが出にくいのですが、KT152-1NEは、1工程は2個分糸を通し、1工程は1個分糸を通しますので、こちらは、特に気を付けないと、ゆるみの出方が顕著です。
どちらの場合も、最後の工程の時に、糸をゆるませないように注意すると、きれいな編み上がりになります。
筒状に編む場合は、編んでいる物を横に回転させながら編むと思います。
この時に、ビーズから出ている糸を、指から離してしまうと、糸が緩んでしまいます。
また、次の一針を入れる前にビーズから出ている糸を、指から離してしまい、そのまま次の工程をすると、針でビーズを動かしてしまい、せっかくきちんとした状態に編めている部分を緩めてしまうことにもなります。
針を持っていない方の手の指に糸を引っ掛けて固定し、常に編み目を緩ませないようにしておくことが大切です。
最後の工程だけは、他の工程よりも、やや強く糸を引いてから、指に糸を引っ掛けておくと、ちょうどよいくらいです。
スパイラルヘリンボーンのキットは、ビーズアクセサリーLobeliaのKT122-1NEはこちら、KT152-1NEはこちらのページで販売しています。