ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時、どんなことに気を付けたらいいか書いてみます。
初めて作る方は、これから作る際の参考に、また、作ってみたけれどうまくできなかったという方も、作った時の状況と照らし合わせて、参考にしてみて下さい。
ビーズのドイリーを実際に編んでみると、波打ってしまうということが多いようです。質問でもよく聞かれる部分です。
結論から言うと、ドイリーを編む際には、全体的に糸は引きすぎないことが大切です。また、編み始めの小さい内から気を付ける必要があります。
波打った状態になってから、糸を引っ張るとさらに波打ちます。
出来上がった後に、重しをしたり、アイロンで蒸気を当ててみたりしても、一時的に糸を引き伸ばしているだけなので、時間が経つと、結局元に戻ってしまうので、作っている最中に解決しておくことが大切です。
編み始めの小さい内は、少々きつく編んでいても何も起きないのですが、そのままきつく編んでいると、段数が増えるにつれて、徐々にお椀型のようになってきます。
本来収まるべきスペースより小さいスペースに入ろうとするので、ビーズ同士がずれることによって波打つという訳です。
段数が多くなるほど、その傾向は顕著になります。
机の上に置いて平らになっていない場合は、各段の途中で、時々机の上に置いて、平らになっているかどうか確認して作業してください。
【確認の方法】
- ドイリーを机の上に置いて、コピー用紙を上に乗せます。
- 手でアイロンをかけるように、コピー用紙をなでます。版画を刷るようなイメージです。
- コピー用紙を取り除きます。
この時に、どこか一箇所でも、浮いている状態になっている場合は、糸の引きすぎなので、編んだ部分を少しずつゆるめていきます。 - もう一度コピー用紙を載せて、2と同じ作業をします。
平らになってから次の作業をしてみて下さい。
もう一度作ると、確実に前回よりも出来上がりが良くなりますので、うまくいかなかった方も、再チャレンジしてみて下さい。
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その1
ビーズのドイリー(ビーズのマット)を編む時のコツ – その2
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