オフルームビーズワーク Sweet Peaに掲載のビーズの手まりのディスプレイで紹介した、飾り台の作り方を説明します。
大きさの異なる3枚のパーツを貼り合わせて、このような基本の台を作ります。真ん中の段のパーツは、糸に通したビーズを巻き付けるために上下の2枚のパーツよりも小さくなっています。
仕上がりサイズ7.8cmx7.8cmx1.2cmの物の作り方で説明します。
【材料】段ボール、厚紙、黒の上質紙(好みの色や材質の用紙など何でも)、両面テープまたは木工用ボンド、カッター、シードビーズ、糸
段ボールにもいろいろな厚みがあります。(写真は上から厚みが1.5mm、3mm、5mmの物)
今回は、上下2枚のパーツ用に厚さ1.5mm、真ん中のパーツ用に厚さ5mmの段ボールを使います。
真ん中の段のパーツ用に、厚さ5mmの段ボールを7cmx7cmの大きさに1枚切ります。
段ボールの端は隙間があって、直接上質紙を貼るとへこむことがあるため、厚紙で巻くようにして包みます。
接着は、ここ以降の作業も含めて両面テープや木工ボンドのどちらでも構いません。
厚さ1.5mmの段ボールを7.5cmx7.5cmの大きさに2枚切ります。薄い段ボールはへこみにくいので、上下を厚紙で挟むように貼り付ければ大丈夫です。
角の部分に上質紙を細く切った物を貼り付けます。厚み部分がきっちり隠れる幅が必要です。両面テープを貼り付けてから必要な幅に切って貼ると作業しやすいです。
残りの角にも上質紙を貼り付けます。この作業により、角のすき間から厚紙や段ボールが見えない、きれいな仕上がりになります。
薄い方にも貼り付けます。
出来たものを上質紙に載せて、包みやすいように折り目を付けます。
上質紙の角の部分を切り落とします。
上質紙を厚紙に貼り合わせます。厚みの部分にも両面テープ(または木工ボンド)を貼るようにするときれいに仕上がります。
残りの箇所も貼り合わせます。
パーツの1枚が完成。
出来上がったパーツを3枚貼り合わせて、基本の形が出来ました。
丸小シードビーズを糸に通し、基本の台の真ん中の部分に一周させて、ぴったり合う数を見つけます。
片方の糸をもう一周させるように全てのビーズに通します。もう片方の糸と本結びをして、よく糸を引っ張ります。
結んだそれぞれの糸をビーズの中に適度に通したら、切って始末します。
残りの2段も同様に作業して完成です。飾る作品に合わせて、いろいろなサイズで作ることが出来ます。
真ん中の段の厚みは、巻き付けるビーズのサイズや段数に合わせて複数の段ボールを貼り合わせるなどして、適宜変更してください。
塩ビ板を載せると、艶のある塗りの台のような感じになります。厚さは1mmもあれば十分です。
ビーズを編んで作った帯状の物を巻き付けてもいいと思います。写真の台は、真ん中の段がかなり小さいため、下2段のパーツを接着した後、ビーズの帯を輪の状態にしてはめてから、1番上のパーツを接着した方がいいです。
パステルカラーのこんな飾り台もいいですよ。
ビーズの部分は真ん中は丸大シードビーズ、上下の段は特小シードビーズを使っています。
仕上げに貼っているのは、レザック66という用紙で、皮のような風合いで高級感のある仕上がりになります。色も豊富です。
春の花てまりを飾ってみました。