細切れの時間を使ってビーズワークをする

ビーズワークは楽しいですが、同じパーツをたくさん作って組み合わせたりする作品や、単純作業が延々と続く時間のかかる作品を作っている場合などは、そればかりの作業をしていると、どうしても疲れてきます。

そういう作品を作る場合は、他の作品と並行して作るようにします。
時間のかかる方の作品でよく使うビーズを、例えば写真のようなトレイやケースに入れておいて、いつでも作業が再開できるようにしておきます。そして、細切れの時間が出来た時や中途半端な時間しか取れない時などに少しずつ作業します。

つながったビーズトレイ

いいアイデアが浮かばなくて、時間だけが過ぎてしまうというような時にも、この作業を行うといいです。
時間も無駄になりませんし、単純作業をしながら次の作品のことを考えた方が、かえっていいアイデアが浮かぶこともあります。

私は出かける時も、座る所があって、少しの時間があったら作業できるように、ビーズの入ったケースと糸・針・ハサミ・小さく切ったワックスを持って行きます。
それほど荷物の邪魔にもならないですし、作業していると、待ち時間があっても気になりません。

青い花のリースリースのように何百枚も葉っぱが必要な作品は、細切れの時間を使って作る方法も採らないと、途中で挫折してしまいそうになります。

また、1個作るのにはそれほど時間がかからない物を、長時間まとめて作業するのは、少し時間がもったいないです。
今日は10枚作るとか決めて、どこかで細切れの時間を見つけて作ると、いつの間にかたくさんできています。そして、ある程度作りためてから、一気に組み立てると、効率よく作業が出来ます。
カラフルペンダントのバッグ・ビーズワーク教室また、こうすることで、まとまった時間が必要な作業のための時間を作ることもできます。

ビーズワーク教室でも、時間のかかる作品が課題の時(右のバッグのような作品)は、他の作品と並行して作ってもらうようにしています。

そうすると、時間がかかっても、他の作品も出来た上に、手間をかけた作品も出来たということで、より達成感が大きくなるみたいです。