葉や枝、花が出来たら、今度はコサージュとしてまとめる作業に入りますが、その前にベースを作る必要があります。
花が1個と枝が2本のように、小さいコサージュであれば、花の後ろで枝を縫い付けてしまいます。
しかし、パーツの数が多い場合は、写真のように、ベースに縫い付けるという方法で仕上げた方がよいです。
このベース部分もビーズで作ります。KT105-2MATやKT105-4MATなどのネッティングのマットの作り方を参考に、コサージュのデザインに応じて、円形又は楕円形の小さ目の物を作ります。使うビーズはコサージュのサイズによって、丸小にしたり特小にしたりします。
楕円形のベースは、円形のベースの変形です。
下の図の例のように、途中から横長になるように部分的にビーズを入れます。
1段このように編むだけでも楕円形の形状になりますので、後は好みで何段か編んでみて下さい。
また、山型の形も左右非対称の形にすると、より楕円形らしくなります。
ベースの部分をビーズで作る良さは次の通りです。
- ネット状のベースのため、花や枝などのパーツ、ブローチ金具などが取り付けやすい。
- 花や枝のすき間からベースが見えても、同じ素材なので問題ない。
- 大きさや形が自由にできる。