「ビーズの色合わせ(2)- 中染めビーズが小さく見えることに注意」で「中染め(カラーライン:color-lined)ビーズは、小さく見えることがあるので注意が必要です。」と書いたのですが、今回は小さく見えることを利用するとどうなるかについてです。
上のダイヤモンドチェインステッチを使って作っているネックレスの写真を拡大したのが下の写真です。
ベース部分の濃いブルーに見えるビーズは、薄い水色のビーズの内側に濃いブルーでの中染めビーズで、これがアクセントカラーになっています。
この中染めビーズを例えばメタリックブルーに変えてみるとどうなるかを試したのが、下の写真です。
アクセントカラー部分のビーズが目立ちすぎて、バランスが悪いですね。
色合わせで、いろいろ試してみましたが、結局4色ともこのアクセントカラー部分は、中染めビーズで落ち着きました。
中染めビーズが小さく見えることで、ちょうどバランスを保っているというわけです。
また、薄い水色のビーズの内側に濃いブルーでの中染めなので、色が混じって少し抑えた色合いになっているのも目立ちすぎない要因になっています。
このように、同じような色でも、作るものによって使い分けることがあるので、加工の種類が異なるものがあれば、揃えておくといいと思います。
上記の写真のキットは、KT111-6NEのページで販売しています。